治療方針Treatment policy
病気や体調不良の原因となる「心身の滞り」を解消する根本治療を提供しています。
病院で特定の「○○病」「○○症候群」といった病名がつかなくても、疲労がたまりやすい、体が冷える、浅い睡眠、生理痛、悩み事など、日常生活で不快な症状を感じることがあります。
誰もがこのような状態を、一つくらい体験されたことがあると思います。
これらは全て「滞り」から来ています。身体の滞り、そして心の滞り。
そのどちらも相互に関連します。
では「滞り」とはどのように考えればよいでしょうか?
ヒトの身体を「風船」に例えてみましょう。風船の内部には一定量の空気が含まれています。
ヒトの身体の中も同じです。
そしてどこかで「滞り」ができ、循環が妨げられると、その場の圧力が離れた所に影響を及ぼします。
風船の一部分を指で押すと、その部分が凹みますが、その圧力は風船全体に影響します。これは、私たちの身体内でも同様のことが起こるのです。
そのため、たとえば足のむくみに悩む方でも、一見関連のないような場所、たとえば背中、肩、お腹などでも「滞り」の兆候が見られれば、それらの場所も同時に治療の対象となります。
言い換えれば、全身を対象とする治療、全体的なアプローチが必要なのです。
患者さんご本人が足のむくみでお悩みでも、その原因が離れたところ、例えばお腹にあるケースもあります。
そのような場合は、むくみの原因と考えられるお腹と、お腹の滞りから結果として症状が出ている足の治療を同時にさせていただきます。
原因が変わらない限り、症状に対処するだけでは根本的な解決にならないことが多く、そのときは楽になったとしても再発のリスクが高まります。
当院では「全身を対象とする治療」を行い、病気や体調不良の原因となる「心身の滞り」を解消する根本治療を提供しています。
治療方法Method of treatment
刺絡
身体の中で滞りやすいものとして血液が挙げられます。血液は全身の細胞に酸素や栄養素を運び、二酸化炭素や老廃物を受け取ってくる役割を果たしています。循環していることが大前提になる仕事です。
しかしヒトの身体にはその構造上、血液が滞りやすい場所が存在します。
そして停滞している血液(東洋医学ではお血と呼びます)があると、本来その場所に流れ込んでくるはずの血液にも影響を及ぼし、様々な病気や体調不良の原因になるのです。
お血は言ってみればゴミのようなもの。
そして、もうその場から動けない状態になっているので、身体の外に出してあげると良いのです。
それが刺絡という治療法です。お血のある場所を三稜鍼という専門の鍼で極浅く突き、ガラスの吸玉で吸引します。
刺絡はいわば、身体の大掃除みたいなものです。
ゴミを捨てた後は、様々な不調の原因が取り除かれた状態なので、身体が軽くなる、痛みが軽くなる、冷えていた所は温まるなどの感覚を得ることができます。
言葉で説明すると怖いイメージがあるかもしれませんが、安全性も高く、治療効果も高く、私自身も定期的に受けている治療です。
鍼
現在、最もポピュラーな鍼で、太さは髪の毛ほどのものを用います。
「ハリを刺す」と聞くと怖そうですし、痛そうですが(苦笑)、鍼は基本的に痛くありません。
ほとんどの場合、鍼が身体に刺さっている感覚が無いくらい、ソフトな刺激です。
私自身がとても痛がりで、痛いのが苦手です。
同じような感覚をお持ちの方にも、安心して受けていただける治療を心がけています。私は鍼治療は、非常に非常に心地よいものだと感じます。
温灸
お灸と言えば「悪いことをしたときにお灸を据えられる」と昔から言われてきました。あまり良いイメージがないかもしれません。
熱くて、痛くて、火傷の痕が残って・・・。いえいえ、そんなお灸ばかりではないのです。
当院で一番活躍しているのが温灸というかざすタイプのお灸です。
かざすのでほんわか温かく、火傷の心配もありません。
これが心地良くてご好評をいただいていおります。
温灸を使うと、寝息をたてはじめる患者さんも多いです。
治療の流れTreatment flow
STEP 01カウンセリング
お悩みの症状、体質、これまでに受けられた治療などについてお伺いします。
そしてその原因となるものは何か、治療方針について東洋医学的な視点からお話をさせていただきます。
STEP 02治療の準備
不安な点、ご不明な点などが無いか確認し、ご納得いただけた時点で治療の準備に入ります。
治療は皮膚に直接行いますので、上半身は下着のみ、下半身は膝下を出していただけると助かります。
掛ふとん代わりにお使いいただくもの(夏はバスタオル、冬は毛布)をご用意しております。
STEP 03治療
全身治療をさせていただきます。
お身体の状態に関する事、治療に使用する道具、使い方なども適宜ご説明しながら、治療を進めていきます。
STEP 04ティータイム
治療効果の確認をし、その効果を持続するための注意点、再発予防のための健康法(食事、入浴など)についてお話をしながら、ホッと一息つけるお茶をどうぞ。